見直してみませんか?あなたのスキンケア
よかれと思ってしているスキンケアが、意外にも皮膚トラブルを招いている場合があります。スキンケアの誤りが影響する皮膚トラブルには敏感肌、一時刺激性接触皮膚炎(かぶれ)、酒さ様皮膚炎、赤ら顔などがあります。
スキンケアの基本は、シンプル。洗浄、保湿、紫外線への対策、を適切に行うことです。
洗浄:肌をいたわり、やさしく手で洗ってください。洗顔料は泡立ちの良いものがお勧めです。過度の洗浄は敏感肌やかぶれを起こしやすくなります。
保湿:洗いすぎを防げば、肌の保湿力はアップします。足りない分だけ保湿しましょう。保湿のし過ぎはトラブルのもとです。
紫外線対策:少しの外出やアウトドアスポーツなど、その日の過ごし方にあった対策を立てましょう。帽子、日傘、服装などの工夫に加え、日焼け止めを上手に用いましょう。
あなたのスキンケアを一度見直してみてください。スキンケアはいつも同じでよいとは限りません。年齢や季節、肌の状態に応じて、微調整も必要です。あなたの肌が望むスキンケアをしてあげましょう。
皮膚科ではシンプルなスキンケアのしかたや、スキンケア用品の選び方などもアドバイスしています。
参考:スキンケアの本「やってはいけないスキンケア」檜垣祐子著、草思社