ニキビ

二人に一人が一度は悩むと言われるニキビ。皮膚のトラブルとしてはかなり身近なものですが、顔にできることが多いのでとても気になるものです。症状の強い場合はもちろん、軽いニキビであっても、できるだけ早期に適切な治療を始めることが大切です。


ニキビの治療
基本的な治療は、白ニキビや赤いニキビなど、ニキビの状態に応じてアダパレンや過酸化ベンゾイルの外用薬を使用します。また、一時的に抗菌薬(化膿止め)を併用することもあります。
アダパレンや過酸化ベンゾイルには、使い始めに、赤み、かゆみ、かさつき、などの皮膚刺激症状を生じることがありますが、個人差も大きいので、一人一人に合った使い方を探しましょう。
治療は根気よく。1か月、3か月、半年といった中期的なプランを立てて、お薬を使いこなしていきましょう。

スキンケアとメイク
スキンケアやメイクのコツなどもアドバイスしています。
スキンケア:ニキビの肌をごしごし洗うのは禁物です。洗顔料はやさしく肌になじませ、軽くすすぎましょう。
メイク:ニキビがあると、メイクができないとあきらめていませんか?メイクで気分が変わり、かえって良いことも。肌に負担の少ないメイクを工夫しましょう。

ニキビとストレス
大人のニキビの場合、ストレスで悪化する場ことが少なくありません。
忙しい毎日で、生活習慣が乱れている人もしばしばです。睡眠や休養はニキビの治療のためにも、自分自身のためにもとても大切なものです。
また、ニキビができると気になって触ってしまったり、いじってつぶしてしまったりするのは逆効果です。炎症が長引き、ニキビ痕を残す原因になります。触らない、いじらない方法を考えていきましょう。